阪神・才木&坂本 藤川監督に100勝贈る「これも通過点」思い出の地・ハマスタで「一発で決められるように」

 21日のDeNA戦(横浜)に先発する阪神の才木浩人投手(27)が20日、甲子園での投手指名練習に参加し、藤川監督にセ・リーグ最速の通算100勝をプレゼントすると誓った。ここまで藤川政権は163試合で99勝。女房役として勝利に貢献してきた坂本誠志郎捕手(32)も通過点と位置づけながら、節目の1勝へ意欲を示した。今季は才木&坂本バッテリーで2勝をマーク。敵地でも息を合わせ、記念のウイニングボールを渡す。

 暖かい甲子園でしっかりと汗を流した。先発登板への最終調整を終え、才木がスッキリとした表情で選手通路へと姿を現す。敵地での意気込みを話した後、藤川監督の通算100勝がかかっていると知らされると、「早いっすよね」と豪快に笑った。

 才木の体感は合っている。ここまで藤川政権となり、163試合で99勝を記録。巨人の原辰徳監督が持つ、167試合のリーグ最速記録が見えている。「監督としてのマネジメントは素晴らしいと思いますし、リスク管理も選手ファーストでやってくださる。そういう結果かなと思います」とリスペクトした。

 女房役の坂本は少し角度を変えて、100勝に言及。「100勝を目指している人じゃないと思う。これも通過点という考え方だと思うし、100勝にとどまらず、その先を見ていると思うので」と指揮官の思いを代弁した。当然、チームも優勝を目指す中で、ここは通過点。あっさりと今季の15勝目を記録したい。

 ここまで2人のバッテリーは3試合で2勝0敗、防御率1・80とカード頭に勢いをつけてきた。才木はビジター登板が今季初となるが、横浜スタジアムでは昨季1勝。24年には完封勝利も挙げている。「嫌な印象はない」と胸を張りながら、「打線がなかなか強い。注意して攻められたら」と警戒も忘れなかった。

 チームは3連勝中。全て逆転勝利と勢いに乗るが、先発は12日の中日戦(バンテリン)で高橋が勝って以来、白星を挙げられていない。24日は試合がなく今週は5試合だが、28日からは9連戦。ブルペンの負担を軽減するためにも、長いイニングが期待される。

 ハマスタは、藤川監督にとっても思い入れの深い場所。高卒2年目の2000年3月31日にプロ初登板を果たし、2002年7月21日のプロ初先発も横浜のマウンドに立った。才木が「一発で100勝を決められるように」と言えば、「目の前の1勝を目指して頑張ります」と坂本。2人で記念球を贈るビジョンは見えている。

 ◆藤川監督と横浜スタジアム プロ2年目の00年の開幕戦、3月31日横浜(現DeNA)戦で1軍公式戦初登板を果たした。KOされた先発星野伸の後を受け、2回無失点と無難なデビュー。同年7月21日のプロ初先発も同球場で、4回2失点で勝敗はつかなかった。通算54試合に登板し4勝3敗14セーブ10ホールド、防御率2・77。

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