阪神 今季両リーグ最長4時間58分で初の引き分け 14時開始ながらナイター照明も点灯 勝利まであと1アウトの九回に岩崎が同点許す

 「阪神2-2広島」(25日、甲子園球場)

 阪神は今季初の引き分けとなった。

 2-1の九回。この回から登板した岩崎が先頭の菊池に四球を与えると、代走・辰見に初球に二盗を許した。1死三塁からは代打・中村奨は空振り三振に仕留め、「あと1球」コールが響いた。

 しかし、2死三塁から代打・モンテロの強いゴロを、岩崎が捕球し損ねてしまう。打球は三塁と遊撃と投手の間に転がり、三塁・佐藤輝が懸命に追ったが間に合わず。同点適時打となった。

 延長十回からはドリス、モレッタ、工藤が無失点でつないだ。延長十二回は先頭の佐藤輝が左前打を放ち、2死一、二塁としたが小幡が左飛に倒れた。

 試合は両リーグ今季最長の4時間58分。試合開始は14時だったが、途中から照明が点灯する長時間ゲームとなった。

 打線は二回以降、無得点だったが1-1の八回に攻めた。先頭・森下が右翼への二塁打、佐藤輝は申告敬遠で好機が広がった。その後、1死満塁となって坂本の打席で藤川監督は代打・前川を告げた。前川は二ゴロに凡退するも、続く小幡が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功した。

 先発・村上は初回2死二塁から4番・坂倉に適時打を許して先制点を献上。なおも2死一、二塁のピンチはしのぎ、最少失点で食い止めた。

 二回からは3イニング連続で得点圏に走者を背負うも、後続を寸断。球数を費やす場面もあったが、中盤からは100キロ台のカーブも活用してアウトを重ねた。

 五、六、七回はいずれも三者凡退とリズム良くアウトを重ねた。7回を投げて球数は今季最多の121球。今季2勝目はつかめなかったものの、7安打1失点の力投で追加点を与えなかった。

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