阪神・才木の好投を引き出した梅野のリードに中田良弘氏「フォークを使うタイミングをズラしていた」
「阪神3-0DeNA」(10日、甲子園球場)
阪神が佐藤輝の本塁打などで奪った3点を才木-岩崎-ドリスの完封リレーで守りきった。才木は7回3安打、1四球、10奪三振で無失点。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は「いつもと違う配球にDeNA打線が戸惑ったのではないか」と語り、マスクをかぶった梅野のリードに着目した。
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阪神にすれば、初回のピンチを切り抜けたことが勝因と言ってもいいのではないか。逆にDeNAにとっては、ここで攻めきれなかったのが大きく響いたと思う。
試合開始早々、先頭打者の三森が初球を打って出塁し、度会の初球に二盗に成功した。才木はたった2球で失点を覚悟させられる展開を招いてしまった。
ところが、度会が遊ゴロで走者を進められず、結果的に0点。仮に一死三塁の状況で佐野-宮崎と続けばどうなっていたか。DeNAというか、度会の甘さに救われた感じになった。
とはいえこの日の才木はよかった。“追い込んだらフォーク”という通常のタイミングからひとつズラして、直球やスライダー系の球を間に挟んだあとに勝負していた。この配球にDeNA打線が戸惑っていたようだ。
これは梅野のリードによるものだろうが、前回の対戦結果を考えてのことだと思う。
(才木は4月21日の対DeNA戦で6失点。その試合でコンビを組んだのは坂本だった)
阪神ベンチはこの3連戦ですべて先発捕手を代えている。初戦が伏見で2戦目が坂本、そしてこの日が梅野。
今季2軍スタートになった梅野にすれば、少ないアピールチャンスを生かすしかない。ベテラン捕手とはいえ出場機会を得るため、必死になって工夫しているのが伝わってきたね。
久しぶりに登板した岩崎は安打されながらもバックの好守に助けられ、完封リレーに貢献した。
(4月25日の広島戦以来の登板となった岩崎は八回の1イニングを1安打無失点)
これまでコンスタントに投げてきた投手に2週間のブランクは酷かもしれない。それだけに岩崎はよくしのいだと言ってもいいんじゃないかな。
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