【糸井嘉男氏の眼】阪神・立石は少しずつ慣れてきている 森下は気持ち切り替えられていた

 「ソフトバンク10-4阪神」(9日、みずほペイペイドーム)

 阪神が6本塁打を許し大敗。初回から5イニング連続被弾は2リーグ制以降では球団初。先発の才木浩人は3回5安打5失点。打線は立石正広が11試合ぶりの2号2ラン、森下翔太の15号ソロなどで食い下がった。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は、才木が2日連続スライド登板した影響を指摘した。

  ◇  ◇

 才木投手は本来の姿ではなかったですね。本人は決して言い訳にしないと思いますが、2日連続スライド登板の影響はあったように見えました。ボールも普段より高く、調整の難しさがあったのかもしれません。

 敗戦の中で打線に反発力は見えました。2号2ランを放った立石選手は、ボールを捕まえたときの打撃は素晴らしい。大津投手のチェンジアップを捉えたことも自信になるはずです。こうして試合に出続けることで少しずつ慣れてきているように見えますし、3試合連続安打も一本一本の積み重ね。状態は確実に上がっていますね。

 前の試合で退場となった森下選手も、気持ちを切り替えて臨むことができていました。チームの主軸として大人になっていってほしいと、さらなる成長に期待しますが、選手は時にグラウンドでは熱くなるもの。喜怒哀楽も彼の魅力だと思います。本塁打を含む3安打と、やはり存在感は際立っていましたね。

 ソフトバンクは個々のレベルが高く、今年も手ごわい。まずは2戦目を取ってカード勝ち越しを狙ってほしい。このチームに勝つと、阪神も勢いに乗れるはずです。

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