阪神・藤川監督「仕掛けていくことが重要」 今季ワースト4連敗で交流戦負け越し決定 「相手に上回られている」あと1本出ず
「オリックス2-1阪神」(12日、京セラドーム大阪)
阪神はオリックスに1-2で惜敗し、今季ワーストとなる4連敗。ブルペンデーだったオリックスの8人継投の前に何度もチャンスをつくったが、あと1本が出ず、五回の大山悠輔内野手(31)の押し出し四球による1得点に終わった。これで交流戦は4勝10敗となり負け越しが決定。貯金も5まで目減りし、試練が訪れている。
博多の悪夢から続く負の流れは地元・大阪に戻っても止まらない。1点を追う九回、藤川監督は福島、嶋村とフレッシュな代打攻勢で現状打破を狙ったが、最後まであと1点が遠かった。今季ワーストの4連敗。4試合を残して4年連続の交流戦負け越しが決まった。
「打線が得点できていないので、重みが出ているかもしれない。いい当たりが正面に飛んだり…パッと明ける時を待つというか。自分たちから動かなければいけない時もあると思いますしね」
エース・村上の2被弾で初回から追いかける展開。ブルペンデーのオリックスを相手に苦戦を強いられた。二回、先発のペルドモに対し1死一、二塁を作ったが立石、坂本が凡退。三回には中野、森下の連打から、佐藤の四球で2死満塁も、大山が左飛に倒れた。紙一重の展開が続いていた。
攻略の糸口をつかみかけたところで、相手は四回から入山にスイッチ。それでも3番手・高島と相対した五回だ。2死から再び中野、森下の連打、佐藤の四球で満塁を作る。ここで大山が、代わった吉田から押し出し四球を選び1点差。さらに一打同点、逆転のチャンスで前川が遊ゴロ。あと1点…あと一本に泣いた。
結果的に8投手の継投を前に5安打、9残塁。藤川監督は「変化球でかわされてそれを振ってみたり、打ちに行こうとしない時に真っすぐで取られたりね」と、狙い球が絞りきれない現状の打線を「相手に上回られている。それはあります」と認めた。その上で打破するための策として、積極性を貫く姿勢を求めた。
「いつもそうですけど、積極的に仕掛けていかなきゃいけないところが、少しこう…なんて言うんですかね。思い切ってね。とにかく仕掛けていくことが重要なんじゃないかなと思いますから。しっかりとまた明日に向かいたいと思います」
3位・ヤクルトとの差がゲーム差なしとなり、首位・巨人と3チームが0・5差の大混戦。シーズン序盤の試練が訪れている。7試合ぶりに高寺を1番に据え、立石を7番に置いた指揮官は「勝ちにいく執念を示さなければいけない。常にあるつもりですが、つもりではなく勝ちにいくというのは、すごく重要なこと」と一戦必勝の結果を求めた。交流戦は残り4試合。リーグ戦再開に向け、まずは連敗を止めたい。
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