阪神新外国人セベリーノ 超速仕上げ ベール脱いだ左腕!いきなり剛球披露「良い調整ができている」「早く試合で投げたい」
阪神の新外国人、アンダーソン・セベリーノ投手(31)=前メッツ3A=が6日、甲子園で行われた指名練習に参加した。キャッチボールではわずか数球で全力投球に移行。藤川監督の前で、最速160キロを超える剛腕の片りんをいきなり披露した。ブルペン陣強化を果たすべくやってきた救世主。あいさつ代わりにインパクト絶大な“デビュー”を飾った。
「まだちょっと時差ボケがある」という言葉が信じられないセベリーノの剛球がミット音を響かせた。5日の入団会見で「記憶では最速102マイル(約164キロ)」と豪語した速球が持ち味だが、速いのはそれだけではなかった。
軽めのキャッチボール数球で、すぐに距離を取って全力投球に移った。力強いボールを片山ブルペンコーチに向かって投球。実際の試合でも10球足らずで肩を作るといい、「これまでの経験からして、監督に求められたら、すぐに投げられるようにすることは大事」と持ち前の“超速仕上げ”に胸を張った。
10分間、30球ほどを投げてこの日の練習参加は終了。練習を見守った藤川監督は「健康でやることでしょう」と語るにとどめたが、セベリーノ本人は「良い調整ができていると思う。もっともっとコンディションを良くしていける」と、伸びしろをにおわせた。
指揮官がかねて「チームの心臓」と表現する中継ぎ陣だが、今季のチーム救援防御率3・53はセ・リーグ最下位。昨季、大車輪の活躍を見せた及川が防御率5・09、桐敷も2軍で先発調整に励んでおり、手薄な左のリリーフ陣の層を厚くさせる働きが期待される。
この日の練習には先発陣などが参加。チームメートとなる選手たちと来日後初めて一緒に汗を流した。今後はSGLで実戦感覚を取り戻していく予定。「気分も高まってきた。本当に早く試合で投げたいなという気持ち」とやる気全開。甲子園の室内練習場で脱いだベール。その左腕でチームの連覇を手繰り寄せる。
