阪神・森下は元気 広角に今季9度目猛打賞 6・28以来も「普通です」 逆転負けに笑顔なし

 1回、左前打を放つ(撮影・田中太一)
 3回、中前打を放つ森下
 5回、右前打を放つ森下
3枚

 「阪神1-4ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪)

 敗戦の瞬間を、ネクストバッターズサークルでじっと見つめた。阪神・森下翔太外野手(26)が6月28日・広島戦(マツダ)以来の猛打賞も、白星には結びつかず。3試合続けての劇勝とはならなかった。

 前回対戦で後半戦1号を放っていた高橋を、この日も全く苦にしなかった。初回1死一塁の第1打席では、カウント1-1からの内角スライダーを捉えて三遊間を破り、チャンスメーク。同点を許した直後の三回2死では、カウント2-2からの甘いカーブを中前に運びマルチ安打とした。

 五回2死では1ストライクから投じられた内角スライダーを、詰まりながらも右前に落とした。さらに3点を追う七回2死ではフルカウントから外角低めカットボールに食らいつくと、ボテボテの当たりながら全力疾走。松本直の悪送球を誘い、全4打席で出塁と気を吐いた。ただ、1-4の九回2死一塁では、前を打つ高寺が一ゴロに倒れ試合終了。3戦連続のサヨナラを期待した虎党のエールもむなしく、好調の背番号1に打席は回らなかった。

 久々の3安打にも「普通です」と笑顔はなし。21日からはチームが苦戦中の横浜スタジアムに乗り込みDeNAとの対戦となるが「意識することなく、いつも通りという感じ」と淡々と語った。ラッキーゾーン撤廃後、生え抜き右打者初となる30号に王手をかけている若き主砲。次戦こそ、豪快な一撃で勝利を導く。

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