【佐藤義則氏の眼】阪神・坂本は左投手に対して自信を持って打席に立っている 巨人3連戦は1勝2敗で御の字 本当の正念場はもう少し先

 「中日3-4阪神」(27日、バンテリンドーム)

 頼れる主将がチームを救った。阪神・坂本誠志郎捕手(32)が起死回生の逆転弾。1点を追う八回1死一塁から左翼席へ9号2ランを突き刺した。今月7本目のアーチで3連敗を阻止し、バンテリンドームでは3年ぶりシーズン勝ち越し。夏のロード最終戦を白星で締めくくり、28日からの巨人との首位攻防戦に弾みを付けた。優勝マジックは最短29日に点灯する。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は「坂本は左投手に対しては自信を持って打席に立っている」と称賛。巨人3連戦に向けては「3連敗さえしなければいい。1勝2敗なら御の字」と指摘した。

  ◇  ◇

 下位の中日に3連敗すれば、ちょっと嫌な雰囲気になっていたが、七回で金丸が交代してくれたのは阪神にとって助かったし、坂本の逆転アーチも見事だった。

 それにしても8月だけで7本目の本塁打なんてびっくりだね。通算でもほとんど打っていなかったのに…。ただ、最近の打撃を見てると、右投手はまったく打ててないけど、左投手に対してはめっぽう強い。外から入ってくる球がよく見えているんだと思う。甘い球を失敗せずに仕留められている。自信を持って打席に立っているね。

 週末は甲子園に戻っての巨人3連戦。まだ30試合近く残っているので「天王山」と呼ぶのはちょっと早すぎるとは思うけど、見応えのある戦いにはなるだろう。少し気になるのが打線の状態。クリーンアップ3人に当たりは出ているけど、得点力がそれほど良くない。3人の前に走者を置けていないのが要因だが、そういう意味ではこの日は近本が4安打を放ち、中野も2度、犠打で得点圏に走者を進めるなど、いい兆しが見られた。

 投手陣は村上、才木が先発することになると思うが、ともに登板間隔を空けてマウンドで万全の状態で投げられるんじゃないか。1・5ゲーム差で首位に立つ阪神とすれば、3連敗さえしなければいい。1勝2敗なら御の字だろう。順位もひっくり返ることはないしね。本当の正念場はもう少し先に待っている。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス