【井川慶氏の眼】阪神は7連敗もトンネル脱出の兆し見えた 森下の適時打の前に中野の犠打、やるべきことはできていた 優勝した03年も勝てない時期はあった
「阪神1-4中日」(15日、甲子園球場)
阪神は同一カード3連敗を含む7連敗を喫した。もがき苦しむ虎に一筋の光を差したのは森下翔太外野手(26)だ。初回に自身の14打席ぶり安打を放ってから3打席連続安打。五回の3安打目はチーム61イニングぶりの適時打となり、34イニングぶりの得点をもたらした。打線は7試合ぶりに2桁安打を放つなど連敗脱出へ少しずつ上向いている。この日も巨人が敗れ優勝マジックは「14」に減った。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は「トンネル脱出の兆しは見えた」と指摘した。
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阪神はこれで7連敗ですか。相手もあることなので仕方ないところはありますし、痛い連敗ではありますが、この試合を見ると、トンネルを脱出できるような、兆しのようなものは見えたのかなと感じます。
4試合ぶりに得点したことはもちろんですし、形は作れていました。森下選手の適時打の前には中野選手の犠打があり、得点にならなかったものの、四回無死一、二塁で元山選手が犠打を成功。やるべきことはできていましたよね。ミスが重なり、何もいいところがない敗戦ということではなかったなと。九回もチャンスは作りましたし、あと少しというところかなと思います。
チームとして何か迷っているというようには見えないし、選手が方向性を見失っているような感じも受けないです。長いシーズン、こういう時期はあるもの。これが短期決戦であれば一気に終わってしまいますが、この負けを取り返せるだけの試合がまだ残っている訳ですし、前向きに戦ってもらいたいなと。
この9月15日は、選手として18年ぶりのリーグ優勝を味わった思い出深い一日です。あの時は独走状態ではありましたが、優勝直前には中日に3連敗したり、夏のロード中には5連敗もしています。繰り返しになりますが、勝てない時期というのはあるもので、これを乗り越えて最後に笑ってもらえたらと思います。
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