阪神・石井 連続無失点52試合で止まった サノーに決勝2ラン痛恨被弾 次戦へ切り替え「明日からの方が真価が試される立場」
「阪神1-4中日」(15日、甲子園球場)
歓声と悲鳴が交錯する甲子園。阪神・石井は腰に手を当て、ぼうぜんと打球の行方を見つめた。「野手が点を取ってくれた後だったので、抑えたかったですけど、申し訳ないです」。右腕は悔しさをにじませながら、言葉を絞り出した。
痛恨の一発を浴びた。1-1で迎えた六回、マウンドに上がった。1死から細川を四球で歩かせると、続くサノーに直球を捉えられ、左中間への勝ち越し2ランを被弾した。レギュラーシーズンでは、23年の7月にDeNA・牧に浴びて以来、1160日ぶりの一発だった。「誠志郎さん(坂本)のサインに首を振って、後悔なく投げた1球で、それを打たれてしまったので、僕の実力不足かなと思います」と唇をかんだ。
無失点記録が止まった。レギュラーシーズンでは、この失点が昨年4月4日の巨人戦(東京ド)以来、53試合ぶりだった。NPB記録を大きく更新してきたが、ついに失点。「まずは受け止めるしかない。起こってしまったことは戻れないので」と落ち着いた口調で語った。
今季初黒星を喫し、チームも敗れ、悔しい登板になったが、次の試合は待ってくれない。「しっかり反省して、明日からの方が真価が試される立場だと思う。切り替えて次の試合に向かって、しっかり準備できたら」。石井は気持ちを新たに、再スタートを切る。
◆被弾は3年ぶり 石井がレギュラーシーズンに失点したのは、25年4月4日巨人戦の九回裏2死二塁から、甲斐に中前適時打を許し1失点して以来。被本塁打は23年7月13日DeNA戦八回に牧からソロを打たれて以来、1160日ぶりだ。なお石井は昨年ソフトバンクとの日本シリーズ第5戦の八回に、柳田に2ランを浴び2失点している。
野球スコア速報
