阪神 泥沼7連敗の出口探した15日試合前ミーティング 主将・坂本、藤川監督の言葉
これが連覇の重圧か。5日のDeNA戦から始まった泥沼7連敗。金縛りにあったかのように打線が沈黙し石井、木下ら絶対的なリリーバーが崩れた。長いトンネルの先に光が見えぬ日々。皆が必死に出口を探した。思いを形に変えたのが主将の坂本、そして藤川監督だった。15日のことだ。
中日戦前の野手ミーティング。最後に坂本が沈むナインを鼓舞した。そんな姿を見た指揮官は「ごめん、キャプテン。オレからもいいかな」と静かに口を開いた。「最後まで個人の成績を残そうとすることは、本当にすごいことだ。それを求めてほしい」。苦境に耐える姿に感謝し、続けた。
「負ければ批判の声もあるけど、それはタイガースの宿命でもある」
日本…いや、世界一と言われる人気球団。指揮官も現役時代、全ての声から逃げず、力に変え、唯一無二のクローザーになった。プロ選手は非難と称賛の間を生きる。結果でしか道は開けないんだと伝えた。思いを共有し、結束を高めた。雨降れば地固まる。さぁラストスパートだ。(デイリースポーツ阪神担当キャップ・田中政行)
