阪神・近本 新人から8年連続100安打到達 吉田義男の球団記録に並んだ 8度目猛打賞「勝てたことが良かった」

 「ヤクルト7-9阪神」(22日、神宮球場)

 力強くはじき返した阪神・近本光司外野手の打球は、きれいに一、二塁間を抜けた。コツコツと快音を積み上げ、球団の大先輩と同じ領域に到達。8度目の猛打賞で今季100安打とし、吉田義男が持つ入団から8年連続100安打の球団記録に並んだ。さらに大山、中野、佐藤輝、森下とともに3年連続で生え抜き5人が100安打そろい踏みとなった

 同点の延長十回、フルカウントからウォルターズの直球を鋭く捉え、右前に運んだ。打ち立てた金字塔には目を向けず「まずは今日、勝てたことが良かったと思います」と勝利を喜んだ。

 初回先頭では中前打で、4点先制の口火を切った。六回先頭では右中間へ運んで、今季初の三塁打。快足を飛ばして三塁に滑り込むと、拍手喝采を浴びた。

 今季は4月26日・広島戦(甲子園)で左手首を骨折して長期離脱を強いられた。離脱前までは24安打だったが、夏場にかけてペースを上げて安打を量産。特に8月は25試合で35安打を放つなど、別格の存在感を示してきた。「勝てたのは良かったと思います」と近本。歓喜の瞬間を目指し、攻撃陣を引っ張っていく。

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