阪神チカナカ止まらん 中野「後ろにつなぐ意識」六回口火→一挙4点先制劇 近本15試合連続安打で打率・302

 「ヤクルト4-8阪神」(23日、神宮球場)

 奏でた快音が阪神攻撃陣に勢いを生み、躍動感をもたらす。4連勝へ導いたのは猛虎が誇る1、2番コンビ。8度目の猛打賞とした中野拓夢内野手は近本光司外野手の出塁を念頭に「作戦とか攻撃の幅を広げるためにも、自分がどうするかはすごく大事。後ろにつなぐ意識を持ちながらやっている」と自覚を強めた。

 奥川攻略の口火を切ったのは六回先頭の中前打。フルカウントからの直球に詰まりながら、ヒットコースへ落とした。その後、一挙4点の先制劇。無死二塁で迎えた七回は中前適時打とした。

 八回も右前にはじき返して5試合連続安打と3戦連続複数安打。直近5試合は計20打数10安打と波に乗っている。「しっかり頭を整理した状態で打席に入れているし、コンディションを含めて良くなっている」と好調の要因を自己分析した。

 前を打つ近本も負けてはいない。七回先頭で左翼線二塁打。追加点のホームを踏むと、八回も再び先頭で一、二塁間を抜いた。規定打席に未到達だが、15試合連続安打で打率は.302に上昇。「数字に関しては気にすることはない。勝つためにやるだけなので」と泰然の構えを貫いた。9月に入って鮮烈なインパクトを残すタッグ。2人が織りなす職人技が、歓喜の瞬間を近づける。

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