阪神・村上 気迫7回0封 藤川監督「十分でした」次戦も中5日有力 10・1巨人斬り頼むぞ リーグトップ防御率1・85
「DeNA2-1阪神」(25日、横浜スタジアム)
最後の力を振り絞ると、拳を握った。シーズン最終盤の中5日登板も何の。阪神・村上頌樹投手が大黒柱としての真価を示す熱投だ。
「(球の高さに)注意しながら投げていましたし、うまく誠志郎さん(坂本)が引き出してくれたと思います」
課題の立ち上がりを踏ん張った。初回に2安打を許して1死一、二塁のピンチ。それでも4番・エンカーナシオンを空振り三振に仕留めると、試合前時点で今季の被打率4割の“天敵”宮崎を右飛に。今季7試合で失点をしていた初回に、価値あるゼロを刻んだ。
1-0の五回には安打と四球などで2死一、二塁の危機に陥ったが、最後は筒香を内角直球で詰まらせ中飛に打ち取った。七回の打席ではプロ初の二塁打を放ち、バットでも見せ場をつくった右腕。六回終了時点で105球を投じていたが、「初回から変わりなく投げられた」と最後まで低めの制球がさえ渡り、DeNA打線に三塁すら踏ませなかった。
7回5安打無失点7Kの好投で、リーグトップの防御率は1・85まで良化。石井が逆転弾を浴び今季11勝目はこぼれ落ちたが、藤川監督は「村上は十分でしたね」と評価した。次戦は再び中5日で、“頂上決戦”となる可能性がある10月1日・巨人戦(甲子園)へ向かうことが有力。猛虎のエースとして、どんな状況でもチームのために腕を振るだけだ。
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