阪神・立石 脱SGL誓った リハビリ、降格、“プロ1号”「いい意味で全部経験できた」来季1軍完走目指す
「ファーム・西地区、阪神(降雨中止)ソフトバンク」(27日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)
阪神は27日、ファーム公式戦の今季最終戦となるソフトバンク戦(SGL)が降雨中止となった。これでファーム全日程を消化し、最終成績は49勝63敗14分け。ファーム西地区3位で終えた。立石正広内野手(22)は酸いも甘いも経験したプロ1年目を総括。CS、日本シリーズでの1軍昇格に向けて準備しつつ、2年目は“脱SGL”を誓った。
「4番・三塁」でスタメン出場するはずだった試合は、よもやの降雨によって流れた。虎党のため息が交じったSGLで、立石はルーキーイヤーを振り返った。
「プロ初めてのホームランもここで打ちましたし、いい記憶もあれば、もうしんどいことも…」
度重なる故障でリハビリに励んだ春先を過ごしたのも、3月19日のファーム・オリックス戦で“プロ1号”となる鮮烈な満塁弾を放ったのも、2軍降格となるたびに戻ってきたのも、全てSGLだった。決して鮮やかな思い出ばかりではないが、「いい意味で、1年目で全部経験できたと思っているので生かしたい」と前向きに捉えた。
来季は2軍にいてはいけないと決意した部分もあるかとの問いに「そうですね」と首を縦に振った。課題や伸びしろを痛感した一方、「今でも十分戦える部分は少しでもあるかなっていう自信にもなったシーズンだった」と手応え。「自信しかないぐらいの気持ちで来年は入っていけるように」と、1軍完走を目指して準備を進める。
ただ、今やるべきことは来季への準備だけではない。ファームが全日程を終えても、連覇に向かう1軍の戦いは道半ば。CS、日本シリーズでの1軍昇格の可能性もある。「1軍での機会もあるかもしれないので、まずは貢献できるように」。味わった喜びも悔しさも全ては未来への糧。立ち止まっている暇はない。
