阪神・佐藤輝「光栄」バース氏の祝福に感謝 「短期決戦。1戦目大事かな」三冠王の先輩に感謝のアーチを

 阪神の佐藤輝明内野手(27)が10日、甲子園での全体練習に参加し、14日から始まるCSファイナルSへ決意を語った。9日には球団OBのランディ・バース氏(72)から三冠王の祝福と今後の激励のメッセージが届いたばかり。「光栄です」と感謝し、次なる頂へ、虎の4番がエールに応える。

 10月にもかかわらず、甲子園には強い日差しが照りつけた。東京、埼玉でセ・パ両リーグの熱戦が開幕したが、セ王者は本拠地で練習再開。佐藤輝もグラウンドと室内練習場で自身の調整に集中した。「やることは変わらないというかね。もう第1戦に向けて、しっかり準備をすればいいかなと思いますけど」。平常心を強調し、ファーストSの勝者をどっしりと待ち受ける覚悟だ。

 9日には海の向こうからメッセージが届いた。誕生日が同じで、三冠王という共通点もできたバース氏からの言葉。「うれしいですね。見ていただいて、光栄です」。三冠王を成し遂げる予感があったことや今後のさらなる飛躍など、自身への熱い思いが伝わった。エールをくれたレジェンドやファンのためにも、日本シリーズ進出を決めなければいけない。

 昨年はDeNAとファイナルSを戦い、第3戦に3ラン。3試合で11打数5安打、打率・455、1本塁打、5打点と結果を残した。直近2度のファイナルSは優勝を早く決め、ゲーム間隔も空いたことで勝負勘の鈍りも心配されたが、今年は8日までレギュラーシーズンがあった。「いつも通りにやるのが大事じゃないですか」とポイントを挙げる。

 その中でも初戦の重要性はわかっている。「短期決戦なんでね。1戦目大事かな」。24年のCSファーストSは2位でDeNAと相対するも、初戦を落として連敗。佐藤輝自身が経験したCSは初戦の結果が、次のステージ進出への結果に直結している。打率・306、39本塁打、106打点の男にかかる期待は大きい。

 まだ対戦相手は決まっていないが、DeNAが先勝。ハマの投手陣には打率・271、4本塁打、12打点。リーグ別トップタイの12二塁打と長打で嫌なイメージを与えてきた。巨人には同トップの打率・354を記録して、7本塁打、19打点。どちらが来ても、好相性を誇る。

 あと4日。まだリラックスムードが漂うが、決戦が近づくにつれて緊張感も徐々に高まってくるだろう。「もう去年とか関係ないので。しっかりやることをやるだけかなと思います」。王者の4番として、己のスイングを貫くだけだ。

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