阪神・岡留 牧&宮崎斬りだ 今季奪三振率11・77 8・27から9戦連続0封 フォーム変更奏功「いい面が出てきている」
阪神は日本一奪還を目指し、14日からDeNAとのCSファイナルSを戦う。ポストシーズンの10月に活躍する選手の代名詞「ミスターオクトーバー」になるのは誰か。トラ番記者がイチ推し選手を紹介する企画の第2回は、レギュラーシーズン終盤から抜群の安定感を誇った岡留英貴投手(26)を取り上げる。
高い貢献度でブルペンの一角を担ってきた。8月27日に1軍再昇格した岡留は、同日から9戦連続無失点も記録。好投の要因の一つが、投球フォームの変更だ。
昨年までは足を上げた際に少し間があったが、今季は一連の動作の中で腕を振っている。「もっと効率良く、いいボールを投げるためにいろいろ求めてやってきた」と、コンディション不良で離脱していた期間で自身を見つめ直した。それが奏功。「打者の反応も以前より差し込めている気がするし、スライダーでも空振りが取れている。いい面が出てきているのかなと思う」と分析した。
今季は13試合で1勝0敗4ホールド、防御率0・69。13イニングで17三振を奪っており、奪三振率は11・77を誇る。これは抑えに定着した工藤の12・00に迫る数字。「中継ぎをしていると、三振は特に必要なところ」と重要性は把握している。
さらに右打者への被打率は・147と好相性ぶりが際立つ。ファイナルSの相手・DeNAには牧、宮崎と右のスラッガーが打線の中心。己の強みを披露できれば、流れは猛虎に傾く。
岡留自身、ポストシーズンの登板は2試合に登板した24年以来になる。「任されたところで目の前の打者を抑えることが、チームの勝利につながる。緊張を自分の力に変えていけるように。緊張は悪いことじゃないと思うので、いい緊張感で入って行けたら」。変則右腕が、唯一無二の働きで勝利を支えていく。
