阪神・森下 メジャーへ準備 代理人契約済み判明 「高いところでやりたいっていう気持ちはある」今オフにも意向伝達か

 「JERA CSセ・ファイナルS・第4戦、阪神5-8DeNA」(17日、甲子園球場)

 阪神・森下翔太外野手(26)が将来的なポスティングシステムを利用したメジャー挑戦に向け、既に代理人契約を結んで準備を進めていることが17日、分かった。この日は2試合ぶりにスタメン出場し、CSでは、新人の23年から4年連続本塁打&球団初となる2打席連続本塁打をマーク。シーズンでも自己最多となる35本塁打を放つなど、チームをけん引した。大きな夢を抱きながらも、まずは来季のリーグ3連覇に全力を注ぐ。

 大きな夢を追うべく、森下が準備を着々と進めている。すでに代理人事務所については、今年ロッキーズでプレーした菅野や阪神・佐藤輝と同じ「VCスポーツグループ」を選定して契約を結んでいることが判明した。

 ポスティングは球団の権利であることを前提に、球団幹部は「常に誰であろうと、クローズすることはない」と話している。今後も話し合いを進めていくとみられるが、早ければ今オフにも、将来的なポスティングシステムによるメジャー挑戦の意向を、球団に伝える可能性がある。

 森下自身は昨オフの契約更改の際、将来的なメジャー挑戦の意向を改めて明かした。「契約の場では何も言っていない」としつつ「もちろん高いところでやりたいっていう気持ちはあるので」と語っていた。

 今年は3月のWBC日本代表に選出され、準々決勝・ベネズエラ戦では一時勝ち越しの3ラン。高い技術と勝負強さを国際舞台で示した。シーズンでは全試合に出場し、自己最多35本塁打。長打力で打線を引っ張った。

 この日は2試合ぶりにスタメン復帰すると、2点を追った五回1死で1点差に迫る左越えソロ。同点の七回は、先頭で再び左翼席に一時勝ち越しソロを突き刺した。新人の23年から4年連続CSで本塁打を記録。さらに、CSでの2打席連続本塁打は球団初となった。

 だが、チームは敗退。「もちろん勝つ気でいましたし、最後までやりましたけど、結果は結果なので。ベイスターズは本当に強かったですし、日本シリーズに行けなくて悔しいです」と唇をかんだ。15日の第2戦は途中交代し、16日の第3戦は代打で出場。「問題ないわけではないですけど、最後までやり抜けたので良かったです」。タフな状況でも勝利への執念を燃やし続けた。

 自身初タイトルの、最高出塁率の勲章を獲得。「個人的にはそれなりに頑張ったシーズンかなと思いましたが、また課題もできた。オフでつぶしたい」。5年目の来季に向けて、さらなる高みを目指していく。

 ◆ポストシーズン62年ぶり 森下のCSでの2打席連続本塁打は球団初。1試合2本は、鳥谷敬の08年第1ステージ中日戦第2戦での2本以来、2度目。なお日本シリーズでは、64年南海戦第3戦で藤井栄治が2打席連発を記録している。

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