【虎番が書く阪神連覇秘話】立石の胸に突き刺さった森下&佐藤輝「ああいう姿は良いなと思います」 感情さらけ出し士気高める
デイリースポーツ虎番記者が、球団初のセ・リーグ連覇を果たした藤川阪神2年目の秘話をリレー形式で明かす。
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先輩たちの闘志に、奮い立った。警告試合となった7月19日・広島戦(マツダ)※。八回に森下が好機を広げ、佐藤輝が勝ち越しV打を放った場面だ。本塁を踏んだ森下が、二塁に達した佐藤輝が、感情をさらけ出した。チームの士気を高める熱き姿。立石の胸に、突き刺さるものがあった。
黄金ルーキーは「いやぁ、かっこいいですよね」とポツリ。「森下さんと輝さんは、なかなか苦しんでたと思うんですけど、結局打つやんって。技術も高いですし、打った時にああやって感情を出すのも、ファンの方もチームメートも影響を受けるので、ああいう姿は良いなと思います」と憧れのまなざしを向けた。一方、自身は「喜び方が分かんないんですよね…」と困り顔。「ちょっとまた、かっこいいの見つけます」と笑った。
2リーグ分立後、球団初の連覇を成し遂げたシーズン終了後、佐藤輝がポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指すことが発表された。大きすぎる穴を埋めるべく、期待に応える覚悟はできている。
「自分はホームランとか、長打にこだわっていかないと。クリーンアップを打つような打者になりたいと思っているので、頑張りたいですね」
求めるのは、勝負どころで試合を決める技術、チームを背負って立つ姿勢。目に焼き付けた、先輩たちの頼もしい背中を道しるべに、猛虎の主力へと成長していく。(デイリースポーツ・間宮 涼)
※カード初戦の7月17日に前川が死球を受け右肩甲骨を骨折。翌18日に佐藤輝がハーンのブラッシュボールに怒りをあらわに。19日のハーンとの再戦で佐藤輝がV打。直後に大山が死球を受け両軍が一触即発の事態となった。
