阪神・佐藤輝 NYで争奪戦勃発!ヤンキース本腰&メッツも関心 MLB関係者「1年平均31億円超え提示も」フィリーズなども興味

 米大リーグ機構は1日、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す阪神の佐藤輝明内野手(27)、西武の平良海馬投手(26)、日本ハムの伊藤大海投手(29)を全30球団に契約可能選手として通知した。交渉期間は米東部時間2日から45日間。ただ、大リーグの新労使協定をめぐる交渉が難航しているため、現協定が失効する12月1日が事実上の期限となる可能性がある。佐藤輝の獲得に本腰を入れているヤンキースに加えてメッツも関心を示しており、争奪戦は激しくなりそうだ。

 阪神が誇る三冠王、佐藤輝の争奪戦。シーズン中から複数のメジャー球団が徹底マークをする中、獲得に並々ならぬ意欲を見せているのがヤンキースだ。MLB関係者の一人は「一番鼻息が荒い球団だ」と証言する。

 田中将大投手(現巨人)が20年オフに退団した後は日本選手の不在が続いているヤ軍は日本市場強化に着手。カージナルスで多くのNPB出身選手の獲得に尽力したマット・スレーター氏を「海外選手獲得統括」として今年2月に招へい。過去に大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の獲得に失敗した教訓を生かし、佐藤輝獲得に本腰を入れているという。

 09年以来のワールドチャンピオン奪回を目指すチームにとって佐藤輝が主戦場とする三塁は補強ポイントの一つだ。25年途中に獲得した左打ちのマクマーンは移籍後178試合で打率・211、15本塁打、OPS・638と低迷。佐藤輝が一塁や外野も守れることも獲得理由だ。

 メジャー1年目の村上(ホワイトソックス)と岡本(ブルージェイズ)の活躍により、佐藤輝の評価も上昇。前出の関係者が「1年平均2000万ドル(約31億6000万円)の条件が提示されても驚かない」と話せば、ベテランの代理人は「余裕で村上(2年3400万ドル=約53億7000万円)や岡本(4年6000万ドル=約94億8000万円)の条件を上回るでしょう」。日本野手初の1年平均2000万ドル(約31億6000万円)超や総額1億ドル(約158億円)超の好条件提示も予想されている。

 米報道によると、メッツは球団幹部が来日して佐藤輝を視察。ヤ軍の対抗馬と目されているほか、正三塁手不在のフィリーズ、マリナーズ、カージナルス、エンゼルスなども興味を示す可能性は高い。

 交渉期間は米東部時間2日(同3日)から45日間。12月1日に現労使協定が失効するため、早期決着が予想されている。佐藤輝がピンストライプのユニホームに袖を通すのか。注目の交渉がいよいよ始まる。

 【佐藤輝明の主な移籍先候補】

 ◆ヤンキース(ア・リーグ東地区2位)

 三塁マクマーンは今季打率・213、11本塁打。外野ならジャッジと右中間コンビも。

 ◆メッツ(ナ・リーグ東地区5位)

 三塁ビシェットは残留。外野、一塁起用も。

 ◆マリナーズ(ア・リーグ西地区3位)

 正三塁手不在。今季26本塁打の外野手アロザレーナはFAに。

 ◆フィリーズ(ナ・リーグ東地区2位)

 今季15本塁打の三塁ボームがFAに。今季後半は右翼のハーパーは一塁に戻る見込み。

 ◆エンゼルス(ア・リーグ西地区5位)

 新オーナーとなり、チーム改革中。三塁と右翼の強化は課題。MVP3回のトラウトは左翼か。

 ◆カージナルス(ナ・リーグ中地区4位)

 正三塁手は不在でチャンスあり。チームは再建中。

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