阪神補強第1弾!最速159キロ剛腕を獲得調査 前マーリンズのブラッドリー・ブラロック 7球種操る25歳先発右腕
阪神が来季の新外国人候補として、米大リーグ・マーリンズから自由契約になったブラッドリー・ブラロック投手(25)の獲得調査を進めていることが4日、分かった。最速159キロの直球を軸にスプリット、スイーパーなど7球種を扱う先発右腕。MLB通算では25試合の登板(うち先発で18試合)、3勝9敗、防御率7・87ながら、まだ25歳で伸びしろも十分。今後正式に契約がまとまれば、ドラフト以外で今オフ補強第1弾となる。
リーグ3連覇を狙う来季阪神の補強第1弾か。高い潜在能力を持つ25歳右腕の獲得調査を進めていることが分かった。
ブラロックは19年にドラフト32巡目でレッドソックスに入団し、ここまで3度トレードを経験。メジャーデビューはブルワーズ時代の24年6月。ロッキーズ移籍後に先発ローテ入りした。同年8月24日のヤンキース戦で六回途中2失点と好投。メジャー初勝利を挙げた。だが、その後は3連敗でマイナー落ちし、1年目は1勝3敗、防御率5・87だった。
昨季はメジャーとマイナーの昇降を繰り返し、14試合の登板で2勝6敗、防御率9・36。マーリンズに籍を移した今季は9月にメジャー昇格してリリーフで4試合に登板。5日のカブス戦では3イニングを投げ、鈴木を右飛と遊ゴロに打ち取り、ナ・リーグMVP最有力候補のピートクローアームストロングは三振に斬っている。今季3Aでは24試合の登板(うち先発で23試合に登板)で3勝10敗、防御率5・56。メジャー通算成績は25試合の登板(先発は18試合)、3勝9敗、防御率7・87となっている。
メジャーで特筆すべき成績を残してはいないが、今年12月で26歳と若く伸びしろは十分。直球の最速も159キロで、9月26日のブレーブス戦で自己記録を更新した。変化球は140キロ前後のスライダー、カーブ、スプリット、スイーパーがあり、150キロ台のツーシームとカットボールと、7つの球種を操る。今月4日(現地時間3日)にマーリンズからリリースされており、すぐにでも交渉可能な状況だ。
阪神では現在、FAでロッテ・小島、オリックス・中川、中日・上林の獲得調査を進めている。一方、注視してきた広島・床田、楽天・太田は見送ることになった。外国人選手はドリス、ガルシアは残留で、セベリーノは流動的。ルーカスとは残留交渉を続けている。粟井球団社長が「少し余裕を持った選手編成をしないと、強いチームであり続ける、連覇、3連覇を続けていくというのは難しい」と話すように、選手層を厚くするための戦力整備を進めていく。
◆ブラッドリー・ブラロック(Bradley Blalock)2000年12月25日生まれ、米国ジョージア州出身。25歳。188センチ、97キロ。右投げ右打ち。19年ドラフト32巡目でレッドソックスと契約。24年ブルワーズでメジャー初登板を果たした。
