【金鯱賞】プログノーシス圧勝で連覇 実力見せつけた!次は香港で悲願のG1制覇へ
「金鯱賞・G2」(10日、中京)
終わってみれば圧勝だった。2番人気のプログノーシスが直線で突き抜け、連覇を達成。昨年の菊花賞を制した1番人気の2着馬ドゥレッツァに5馬身差をつけ、中距離路線の中心を担ってきた意地を見せつけた。次戦は4月の香港で悲願のG1奪取に挑む。3着には2年2カ月ぶりの出走となった6番人気のヨーホーレイクが入った。
役者が違うと言わんばかりの圧勝だ。2番人気のプログノーシスが直線、楽々と抜け出して5馬身差で連覇を達成。イクイノックスやロマンチックウォリアーなど世界クラスの馬たちにもまれてきた実力をまざまざと見せつけたが、決して本調子ではなかった。
「1週前追い切りが聞いていた通りの苦しいなという状態で、きょうの返し馬でもきついなという雰囲気でした」。鞍上の川田がそう評するように状態は仕上がり途上。それでも1000メートル通過58秒4のハイペースのなか、後方で脚をためて徐々に内から進出すると、直線入り口で最内から一気に先頭へ。そのまま2強と目された前年の菊花賞馬などライバルを全く寄せ付けず、独り旅でゴール板を駆け抜けた。
完調手前での圧勝劇に、「この状態でこれだけのパフォーマンス。改めて驚きと自信を持てましたし、本来の調子に戻ればさらに上の舞台、頂点が見えてくる内容でした」と川田が胸を張れば、中内田師も「きょうの状態を踏まえてジョッキーがうまく乗ってくれましたね。改めて能力を再確認できました」と目を細める。
今後は予定通り、昨年2着に敗れたクイーンエリザベス2世C・G1(4月28日・香港シャティン)で悲願のG1制覇を狙う。「大きいところを取らせてあげたい馬ですし、そこに手が届くところにいる馬だと思っています」と指揮官。父ディープインパクト譲りの切れ味を持つ6歳馬が、桶狭間での圧勝の勢いのまま海を渡って夢をかなえる。
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