巨人・竹丸 頼れる則本から初星祝い「いいやつです」高級スーツケースもらう
「巨人3-2ヤクルト」(10日、東京ドーム)
にこやかな笑みを浮かべながら、巨人・竹丸は2勝目をかみしめた。仲間に感謝する白星だ。要所を締め、最少失点でいけた要因は明快だった。「バックに助けてもらったのと、あのトリックプレーが結構大きかったかなと思います」。冗談が飛び出すほどの充実感だった。
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球団史上初の開幕投手星を挙げてから、巨人・竹丸は自身3試合目で2勝目をつかんだ。ドラフト1位ルーキーとして期待を背負う中、歩みを明るく照らす先輩の存在がある。
プロ初勝利のお祝いに贈られたのは、思わず「いいやつです」と笑みがこぼれた高級スーツケース。プレゼントしたのは、開幕投手の重圧を知る則本だった。竹丸が大役を任された時も、7度の経験を持つベテラン右腕は「思い切っていけ」と背中を押した存在。隣で励まし、勝利を自分のことのように喜んでくれる頼れる兄貴がルーキーの挑戦を支えている。
前回3日のDeNA戦で5回3失点、5四死球で黒星を喫してから迎えた6日の投手練習では、「僕が四球を出しまくったので、則本さんに『おまえも人間だったんだな』って言われました」。明るい声かけに気持ちは自然と前へと向いた。一人で戦っているわけではない。竹丸はまた強くなる。(デイリースポーツ・松井美里)
