広島大会 広陵が大会4連覇逃す 広島商との名門対決で逆転負け グラウンドに突っ伏し選手達が号泣 昨夏は不祥事で甲子園1回戦後に辞退

 「高校野球広島大会・準決勝、広陵4-9広島商」(26日、マツダスタジアム)

 広陵が広島商に敗れ、学校史上2度目となる大会4連覇を逃した。

 先発した片寄翔伍投手(3年)が初回に2失点。0-2の二回に藤崎大翔外野手(3年)の適時三塁打などで2点を返し同点。さらに三回、4番・加藤海尊内野手(3年)の左中間への適時三塁打などで2点を加点し、一時逆転に成功した。

 4-2で迎えた四回に暗転した。無死一、三塁で広島商の1年生・谷浦和馬内野手に左越え3ランを浴びるなど、一挙5点を失い、4-7と試合をひっくり返された。

 中盤以降、粘りの攻撃を仕掛けるものの、広島商投手陣を打ち崩せなかった。

 試合後、選手達はベンチ前で突っ伏して号泣。数人の選手がひざまずき、立ち上がることができなかった。チームメートに起き上がるようにうながされるシーンもあった。

 曽根主将は「悔しい気持ちが一番あります。最後の1球まで本当に誰ひとりあきらめることなく、全員で勝ちに行く姿勢が最後まで見れてたと思います」と明かし、「自分は胸を張って、どこのチームの誰よりもやってきたっていう風に言えますし、ここまでやれたからこそあの弱いチームからここまで成長できたかなと思います」と語った。

 昨夏の甲子園は、1回戦勝利後に部員による暴力事案を巡り大会を辞退した。今年6月には、中井哲之元監督(64)が学園理事と参与職を辞任した。

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