瀧本美織が純愛 タイの国民的俳優ガルフ・カナーウットと日本版「ローマの休日」 テレ東「財閥復讐」の“シタ妻”から真逆
女優・瀧本美織(33)が、テレ東系ドラマ「トウキョウホリデイ」(3日スタート。木曜、深夜0・30)で、新境地を切り開く思いで役作りに励んでいる。タイの国民的人気俳優・ガルフ・カナーウット(27)とW主演。1月期テレ東ドラマ「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」では前夫を裏切り、出世を目論む“シタ妻”を演じたが、今作では異国の男性との“純愛”に挑戦。日本版「ローマの休日」完成へ、瀧本の熱い思いを聞いた。
1月期の主演ドラマでは、権力を握るため財閥の長男の子を妊娠し、一家に入り込む貪欲な妻を演じた。今回は真逆の女性を演じる。財産や地位への固執とは無縁の純愛を貫く。瀧本は「『財閥復讐』では、すごくエキサイティングな時間でしたが、今作は全然、違う雰囲気のドラマとなっています。人の温かさを感じる、ほっこりするような、ハートフルな、ロマンチックなラブストーリーかな」と語った。
女優としての原点を思い出す作品だ。演じるのは、祖父の代から引き継いだ老舗甘味処の味を守るべく切り盛りに奔走する30歳女性役。来日したタイのスターがふと店に立ち寄り、物語が始まる。実際に串団子を作ったりと難しさはあるというが、ドラマ初主演作となったNHK連続テレビ小説「てっぱん」ではお好み焼き店のヒロインを演じていただけに、「台本を読んでも人情味みたいな、人の温かさとか描かれているので、通じるところはあるかもしれないですね」と懐かしさも感じている。
恋の相手はタイで今、人気絶頂の俳優ガルフ。今作の主演が決まり、タイの地上波テレビ局で「日本のドラマに初出演する」とニュースで伝えられた。初対面時は「タイ語を話されている時は、全然違う言語、耳なじみがないなとは思いました。私、今何をしゃべればいいんだろうみたいな、不思議な感覚」と言うが、すぐに打ち解けた。「すごくすてきな方で撮影が楽しみ」。役作りへのコミュニケーションは綿密に行っている。
今年は女優業のみならず、さまざまな分野での活躍を試みる。昨年は歌手として、念願だったソロライブを実現。「並行してチャレンジしていければ」と、2月11日には「瀧本美織 LIVE 2025 “B-side”」を開催した。もともと、11歳の時にダンスボーカルユニットでデビューし、20代にはガールズバンド「LAGOON」のボーカルとして活躍した経歴もあり、ライブ活動への意欲をみせている。
「歌も、期間が空いて、大人になったら、なぜかできるようになっていた…みたいなことがあるんです。ちょっとゆとりを持ちながらできたらいいですね。年齢的な部分もあると思います」。女優として、歌手として、自身がやりたいことへ迷いなく突き進んで行く。
◆瀧本美織(たきもと・みおり)1991年10月16日生まれ。鳥取県出身。2010年「彼岸島」で映画デビュー。同年、NHK連続テレビ小説「てっぱん」でヒロインを務める。13年には「貞子3D2」で映画初主演。24年には映画「変な家」に出演し、同年3月には初のソロライブ「瀧本美織 LIVE 2024 at TOKYO & OSAKA」を開催した。身長161センチ、特技はダンス、短距離走、アクション。
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