港前社長、大多元専務ら経営陣は「経営者として水準が足りてない」ネットメディア編集長が指摘 中居氏と女性は個人のトラブルと即断

 フジテレビ「週刊フジテレビ批評」が12日放送され、中居正広氏と女性のトラブルに端を発したフジテレビの問題で第三者委員会の調査報告書について前週に引き続き、検証した。

 報告書で、元フジテレビアナウンサーのAさんと中居氏のトラブルについて「業務の延長線上の性暴力」として認定した。番組では、当時の港浩一社長、大多亮専務取締役、編成制作局長の3人はプライベートにおける男女のトラブルの事案と即断したことにネットメディア「The HEADLINE」編集長の石田健氏は「なぜこういった判断をする人が経営の中枢にいるのかというよりも、テレビ局において出世していくのかというところが問題の根幹」と断言。「本来、おもしろい番組をつくる、よい報道ができるということと、経営能力があることは別ですよね。この番組をつくったからあなたは出世できます。あるいはこの番組をつくった、このタレントと仲がいいからというような形で、局内で評価されていないかということがやっぱり議論で」と問題点を挙げた。

 そのうえで「もしそういったいびつな評価制度があるのであれば、港氏をはじめとする経営幹部というのは、経営だったりガバナンスだったり、あるいは何か問題ができたときのリスクマネジメントだったり。こういったところに関しては経営者として水準が足りてないんじゃないか」と指摘した。

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