【ボート】三国SG 片岡雅裕がイン逃げで2回目のSG制覇 2年連続グランプリ出場も決めた

 「チャレンジカップ・SG」(26日、三国)

 1号艇の片岡雅裕(37)=香川・101期・A1=がインからきっちり逃げて1着。2022年8月のSG・ボートレースメモリアル(浜名湖)以来となる2回目のSG優勝を飾り、2年連続となるSG・グランプリ(12月19~24日・住之江)出場を決めた。

 片岡が絶好枠から堂々の逃げを決めた。「ホッとしています。やっぱり(優勝戦の)1号艇は違いますね」と見えない緊張から解放されて、安どの様子でVの喜びをかみしめた。

 予選は2位通過だったが、1位だった今垣が2着に敗れたため優勝戦の1号艇が巡ってきた。「変な考えがおきないように“勝ちます”と言い聞かせていた」と、自らを奮い立たせてVを手にした。

 SG初優勝だった昨年8月のメモリアルは、Fのきでの勝利だったが、今回は正真正銘、自力でつかんだ勝利。「1回優勝していることでリラックスの方に持っていけた。優勝していなかったらもうちょっと緊張していたと思う」と、殊勝にVを振り返った。

 優勝賞金3400万円を獲得し、賞金ランキングは前検時点の32位から10位にまで大きくジャンプアップ。2年連続でのSG・グランプリの出場を決めた。「このあとは、G1が2つ(鳴門、まるがめ)あるし、地元もあるし、そこを集中して、そのままの感じで集中していきたい」と、目前の1走1走に集中してモチベーションを高めて大一番に挑む構えだ。初出場だった昨年のグランプリは優出6着。三国でつかんだ勢いを持続させながら、2回目の大舞台に挑む。

 なお、この日でグランプリ出場の選考期間は終了。出場する18人が次の通り決まった。

峰  竜太(佐賀)

馬場 貴也(滋賀)

茅原 悠紀(岡山)

石野 貴之(大阪)

磯部  誠(愛知)

池田 浩二(愛知)

桐生 順平(埼玉)

浜野谷憲吾(東京)

羽野 直也(福岡)

片岡 雅裕(香川)

山口  剛(広島)

土屋 智則(群馬)

毒島  誠(群馬)

深谷 知博(静岡)

平本 真之(愛知)

中島 孝平(福井)

今垣光太郎(福井)

菊地 孝平(静岡)

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