【ボート】徳山G1 関浩哉がイン逃げで5回目のG1制覇 賞金ランク16位まで浮上
「徳山クラウン争奪戦・G1」(21日、徳山)
1号艇の関浩哉(31)=群馬・115期・A1=が、インからコンマ07の快Sを決めて圧逃。馬場貴也(滋賀)、峰竜太(佐賀)ら強敵を退け、2024年9月の桐生・ヤングダービー以来となる5回目のG1制覇を飾った。通算では17回目。2着には小池修平(大阪)、3着には入海馨(岡山)が入った。
「ふがいないレースも多くて…。こみ上げるものがありました」-。長いトンネルをようやく抜け、ファンの声援を受けたウイニングランから関は涙にくれた。優勝は昨年9月のG1・ヤングダービー以来。今年の優出だけでもG1戦で5回を含めて12回目にして、やっと頂点をつかみ取った。
展示は123・456の枠なり。3コースから峰がコンマ05のトップSで迫ったが「足は仕上がっていたし、しっかり幅を取って自分のターンができました」と予選首位からのVロードで決めた徳山初優勝を振り返った。
次節にはSG・チャレンジカップ(25~30日・福岡)が控えるが、今回の優勝賞金1200万円を加算して、賞金ランキングは一気に16位まで浮上。グランプリ出場圏内に突入した。昨年に続くグランプリ優出(4着)も視野に入れながら、「この上積みは大きい。グランプリにまた乗りたい」ときっぱり。立ち止まることなくさらなる高みを求めて歩みを進めていく。




