【競輪】佐藤水菜が小倉・競輪祭女子王座戦で年間G1全制覇も笑顔なし「アクシデントがあったので」

 プレゼンターの中田翔氏(右)と相合い傘に納まる佐藤水菜
 競輪祭女子王座を制して賞金ボードを高く掲げる佐藤水菜
 競輪祭女子王座を制した佐藤水菜
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 「競輪祭女子王座戦・G1」(21日、小倉)

 12Rで決勝が行われた。佐藤水菜(26)=神奈川・114期・L1=が打鐘3角半から仕掛けて押し切り優勝。今年のG1を全て制覇する年間グランドスラムの偉業を達成した。2着に梅川風子(東京)、3着は那須萌美(宮崎)が入った。

 大会連覇を達成して今年四つのG1を全て制したが、表彰式で佐藤に笑顔はなかった。最終ホームから先行態勢に入った仲沢春香(福井)を叩いて先行。最終3角で佐藤の後輪と仲沢の前輪と接触してスピードダウンをしたが、最後の直線で梅川の差し込みを許さず押し切った。

 「アクシデントがあったのでうれしくない。接触があり、失速したけど最後は気合で乗り切りました」とレースを振り返った。

 来月のガールズグランプリで優勝なら年間全冠制覇の大偉業達成となる。「今のままではグランプリは勝てない。しっかり練習をする。平塚は3年前に落車で終わって悔しい思いをした。今度こそ優勝できるように頑張りたい」。平塚で優勝して年間グランプリスラムを達成して、次こそ笑顔の表彰式で一年を締めくくる。

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