【ボート】住之江 菅章哉が佐藤隆太郎とトークショー グランプリでチルト3の解禁を熱望
「2025マクールカップ」(22日、住之江)
クラシック、オールスターと今年はSG2冠の佐藤隆太郎(31)=東京・115期・A1=と、ボート界を代表する伸びのスペシャリスト・菅章哉(37)=徳島・105期・A1=が22日、住之江ボートの中央ホールで「Road to THE GRAND PRIXスペシャルトークショー」を行った。
いよいよ来月に迫ったSG・グランプリ(12月16~21日)。獲得賞金ランキング1位の佐藤と、出場権の18位まで僅差(19位)の菅による明暗くっきりのコンビが、絶妙なトークで場内のファンを大いに盛り上げた。
21日に幕を閉じた徳山周年から、フライング休みに入った佐藤は「チャレンジカップがなければ(賞金ランクは)1位ですけどね」とSG・チャンレジカップ(25~30日・福岡)は残念ながら欠場。だが、トライアル2ndからの出場は決定的だけに「チャレンジカップは、自宅で菅さんの必死の走りを見ながらお茶を飲みたい」と余裕の雰囲気を漂わせた。
対照的に、出場権の18位以内を目指す菅は「最強のチャレンジャーとして(タイトルを)取るしかない」とチャレンジカップに向け意気込みはたっぷり。「勝負駆けに成功して、18位以内になって帰ってきます」とファンに大舞台での再会を誓った。
「1節間、6号艇でもいいので、特別枠で乗らしてほしい」と出場を熱望するグランプリは「人生が懸かった大勝負なので、関係者の皆さん、どうぞお願いします」と壇上で頭を下げ、住之江で持ち前のチルト3(現状は1・5)解禁を要請。「チルト3度の菅が勝とうが負けようが、ファンはその姿を応援している。3度を使うことによって、5%売り上げが上がります」と売り上げの貢献度を猛アピールした。
応援マネージャーを務めるタレントの福留光帆(22)も「チルトが3度だと、レースの展開を考えることがメチャメチャ楽しい」と援護射撃。果たしてチルト3の解禁はあるのどうか。ファン注目の熱戦は、来月16日から幕を開ける。





