【ボート】江戸川ルーキーS 竹下大樹がイン逃げで通算3回目の優勝

 「スカパー!JLC杯ルーキーシリーズ第23戦」(14日、江戸川)

 竹下大樹(26)=福岡・121期・A1=がトップSからイン逃げを決めてルーキーシリーズを初制覇。昨年8月の桐生以来通算3回目、江戸川では2回目の優勝を飾った。藤田俊祐(東京)に競り勝った水谷理人(香川)が2着に食い込み、藤田は3着。

 竹下の優出は22回目を数えるが、1号艇で優勝戦に臨んだのは今回が初めてだった。「具合が悪かった。隣(藤田)の気配も良かったし、4番(加藤優弥=福井)も来てたんで。足も5日目の方が全然良かった。ここは1の2(1周2M)でコケる人もいるし、最後まで気を抜けなかった」と振り返るが、全く危なげないターンで初の“王道V”を決めた。過去2回の優勝は5、4コースからのまくりだっただけに「とても、いい経験をさせてもらいました」と、安どの表情を浮かべた。

 来年1月には九州地区選(からつ)、2月には初の周年参加となる若松周年のG1戦連続出場を控えている。「自分はまだまだ実力が足りないと思っている。でも、参加するだけでは嫌なんで、予選突破をしたい。ルーキーシリーズはやっと取れた感じ。上に行きたいですね」と、さらなる飛躍を誓った。

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