【競輪】伊東 深谷知広が最終2角まくりで当地2回目のG3制覇

 15年以来2回目の伊東記念制覇を達成した深谷知広
 左からアニメ「リンカイ!」の声優・高橋雛子、川村海乃、伊東記念優勝の深谷知広、伊東温泉競輪アンバサダーの野原美咲
2枚

 「椿賞争奪戦・G3」(14日、伊東)

 深谷知広(35)=静岡・96期・S1=が、最終2角3番手からのまくりを決めて1着。15年12月以来2回目の伊東記念優勝。G3は3月名古屋以来24回目。2着には深谷マークの簗田一輝(静岡)、3着には清水裕友(山口)が入った。また9Rで行われたレインボーカップチャレンジファイナルは伊藤涼介(24)=広島・127期=が優勝した。

 深谷が今年の最終戦を優勝で締めくくった。レースは前受けを選択。積極型の中野慎詞(岩手)が先頭の東北ラインを出して3番手を確保すると、最終2角から練習仲間の簗田を連れてまくり発進。中野後位の成田和也(福島)のけん制を乗り越えるとさらに加速。簗田の猛追も振り切って、3月名古屋以来の記念優勝を達成した。「簗田が仕事をしてくれると信頼していた。脚をためて仕掛けたら、いい踏み込みができた」とワンツー決着に笑みがこぼれた。

 21年1月に愛知から静岡へ移籍。今年は2月に静岡記念を優勝し、年末には伊東記念を優勝と地元戦で結果を残した。「前半は良かったけど、後半は膝のケガでうまく機能しない1年だった。でも、ここに来てサプリや治療の成果が出て痛みが治まった。来年はいい結果が出せるように、1日だけ休んで2日後から追い込んで練習します」ときっぱり。来年こそG1制覇、グランプリ出場を決めて競輪ファンの期待に応える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス