飯塚響 センス抜群!!初デザインのウサギヘルメット
【第230回】飯塚響(26)=群馬・128期=
デビュー3年が経過し、飯塚が初めてデザインしたヘルメットは、パープルをベースにした夜空をイメージさせる感じになっている。「新しくして1年くらいたちますね。いつもあまり考えずにパッと決めちゃうタイプで、買い物に出かけてもすぐに買う物を決めちゃいます。ヘルメットのデザインもそんな感じでした」と笑っていた。
ピットでも目につくヘルメット。「ウサギと三日月と紫にしました。本当は青が好きなんですけど、カッパも青なのでそれならかぶって目立たないので紫に。ウサギは飼っているわけでもないが、ファンの方が作ってくれた横断幕やTシャツがウサギなのでウサギに合わせました。卯(う)年ではあるけど(笑)。あと満月にうさぎだと十五夜みたいなので三日月にしました」とパッと決めた割には、配置も絵も素晴らしいデザインに仕上がっている。
「絵のシルエットは塗装してくれる人に送ったけど、三日月は向こうが考えてくれました。ウサギも浮き出て来るような立体感があっておしゃれな感じですてき。自分の想像に合っていて一目で気に入りました。レースでも目立っているみたいだし、最初のヘルメットでいいのができて良かった」と満面の笑みを見せていた。
デビューから5年目を迎えた。「良かったり悪かったりで浮き沈みがあります。いい時はいいけど悪いエンジンを引いた時がダメですね。もう少し安定させたい。もっと勉強して点数も安定させたい。同期にG1に出ている選手もいるので自分も頑張らないと」と目標はG1出場。まだまだこれから。どんな成長を見せてくれるか楽しみだ。
