門田栞 花火と金魚…日本の夏にピッタリ!!
【第232回】門田栞(25)=香川・130期=
門田は「丸亀はうちわが有名なので、うちわの隣に師匠(中田元泰)と同じ家紋を入れようと思っていました」とニッコリ。だが、その案は通らなかったようで「師匠にダメって言われちゃいました」と苦笑い。別案として、「黒に映えるものは何かなって考えた時に、自分が好きな花火が思い浮かんで、それにしようって。私、愛媛出身なんですけど、今治で毎年、おんまくってお祭りが開催されるんです。そこで1万発くらい花火が上がるんですけど、それが好きでヘルメットのデザインにしようと決めました」と再び笑顔で話してくれた。
確かに、ヘルメットには色彩豊かな花火が描かれており、日本の夏にピッタリな印象を受けた。その横には金魚の姿もある。「金魚も好きで飼っていたこともあるので、それも入れてもらいました。縁起がいいかなとも思って。ボートレーサーとして水にまつわるものですし、水面でお金を稼がせてもらえるようにって。すごくきれいに描いていただいたし、めっちゃかわいい。お気に入りです」。ヘルメットを抱えてアピールしてくれた。
近況は徐々に勝率を上げているが、「全く1着が取れなくて、ダメかなって思った時期がありました」と振り返る。それでも、「師匠とびわこで一緒になって、気を引き締め直して1着がまた取れ出しました」と笑顔。「師匠とは腹を割らせてもらえるし、前向きにやるしかないって強気になれます」。香川の元気娘は一歩一歩、着実に成長中。師匠のため、応援してくれるファンのためにも、ドデカい花火を打ち上げにいく。
