大豆生田蒼 建築デザイナーの兄が愛犬など描く
【第235回】大豆生田蒼(30)=埼玉・111期=
戸田ボートに、かわいいワンちゃんのデザインが施されたヘルメットが置かれていた。「かわいいでしょ?」と声をかけてきたのが大豆生田だった。
このヘルメットのデザインを施してくれたのは建築デザイナーをしている大豆生田のお兄さん。「昔から兄は絵が上手で、ヘルメットのデザインをしてもらうなら兄しかいないと思っていた」と絶大の信頼度で依頼した。
ヘルメット上部には、大豆生田と一緒に手をつなぐ愛犬の「モコちゃん、ポコちゃん、ペコちゃん、プーちゃん、チモちゃん」の似顔絵が描かれていて、「家にいるときは愛犬がとても癒やしになってて、こういう職業なのでなかなか愛犬とお出かけできないけれど、母と愛犬と一緒にディズニーランドのホテルに宿泊したのはとてもいい思い出です」とうれしそうに話してくれた。
ヘルメット横にはボートレースの艇と同じ色の6匹のアヒルさんと『8』の数字が入ってたハチのデザイン。「8は私にとってラッキーナンバーで、占い師さんに『8の動物が幸運をもたらしてくれる』と言ってたので、兄にハチも入れてもらった」と仕上がり具合には「全部が気に入っていて最高です。レースカッパも同じデザインなんですよ」と笑顔。
レースの方は、「以前A1勝負駆けの時は、意識しちゃって力量以上を求めてしまってリズムを崩してしまったので、今は先を見ずに、目の前の1走に全力で向き合って、それで結果が『A1昇格』ってなってくれればいいかなって思ってます」と目標を掲げた。勝っても、負けても取材対応は常に笑顔というありがたい存在。さらなる飛躍を期待せずにはいられない。
