滝川千依 子供2人の足形と昇り龍
【第240回】滝川千依(29)=広島・116期=
新しいヘルメットになる度に登場してくれる滝川。いつもデザインは特徴満載のヘルメットで、ピットでも水面でも目に付いている。
今回は産休から明けて更新。「今回は元広島支部の先輩に急きょお願いして作ってもらった。ヘルメットには子供2人の足形を入れました。2回目の更新の時に一人入れて、3回目の今回は2人入りました。急いで作ってもらったのにいいのができました」とニッコリ。子供の足形にも「毎日子供の写真を見てますし、レース前はヘルメットを見て“頑張ろう”って気合を入れてます」と家で待つ子供2人が、ママの力となっているのは間違いない。
もうひとつ欠かさずに入れているのが“龍”だ。「昔から龍が好きなんです。初代から入っているし、昇り龍を入れて縁起を担いでます。少しタトゥーっぽくなってしまったけど、逆にすごくかっこいい感じにできて、先輩さすがですって感じ。今回も本当に大事に使って行きたいです」とヘルメットをじっと見つめながらうなずいていた。
レースの話になると「もう最近は調子が悪いです」と苦笑い。「調整が難しくて、なかなか納得できる感じにならないんです」と苦しい近況だが「何かきっかけをつかみたいですね。昇り龍を見習って滝行でもしてきましょうか。縁起物は何でもしときます」と笑っていた。
それでもバシッとはまった時のレースっぷりは、穴党ファンからは支持を受けている。早くきっかけをつかんで、穴党ファンにビッグ配当を提供してほしい。
