滝川真由子 子供2人の手形くっきり
【第241回】滝川真由子(38)=長崎・102期=
9歳の男の子と、6歳の女の子を持つママさんレーサーの滝川。今使っているヘルメットには、2人の手形がくっきりと描かれている。「ヘルメットを作る時に旦那(中村辰也)が入れるのはどう?と言ってきたので決めました」と2人の子供に守られるようなデザインとなっている。全体の配色としては虹がメインにもなっているが「自分ではこの1色とかに決められなかったので、それならレインボーにしようと思って決めました。これを自分なりに配置し塗装屋さんへリクエスト。色はカラフルだけど、どっちかというとシンプルだし思っていた通りのヘルメットができあがってきました」とすぐに気に入ったようだ。
ただ、このヘルメットも来年の1月で期限切れ。少し傷がついている辺りに、レースでの歴史が刻まれている感じだ。次のデザインを聞くと「今のとほぼ一緒にします。子供の手形も今使っているのが4歳と7歳の時のだから、今度はもう少し手形も大きくなりそう。本当はいつまでも入れたいが、だんだん手も大きくなりますからね。その時は別のものを考えます」とどんどん歴史を刻んでいきそうだ。
レースの方では来期A2復帰にはわずかに届かなかったが「前期はいいエンジンを引くことが多くて、節間でも悪い成績が少なかった。これからも成績の波を作らないように安定した成績を残せるようにしたい。波があると精神的にも落ち込みますからね。そして目標は優勝です」とキッパリ。15年にまるがめで行われたプレミアムG1・レディースチャンピオンでは第29代女王にも輝いており、ファンも彼女の優勝を待っていることだろう。
