【ボート】長尾萌加は初の優出を目指して奮闘中
「ボート記者コラム 仕事・賭け事・独り言」
最近メキメキ耀きが増してきている長尾萌加(24)=岡山・133期・B1=を紹介したい。身長152センチと、小柄でキュートなイメージがありアイドル的なルックスも兼ね備えている。2023年11月に地元の児島でデビューし、2節目となる宮島で早々と初勝利を挙げたが、2勝目は2024年9月のとこなめと少し時間はかかった。そして初めて予選突破を果たしたのはデビューから1年半を経過した2025年5月の大村だ。さらに8月のまるがめで2回目の予選突破を果たすと、次節の地元・児島そして徳山と3節連続で予選を突破して準優勝戦へと駒を進めた。「いろいろ失敗はしたが、(今後へつなげるためにも)もっと挑戦をしていくべきだった。時間ももっと大事に使わないといけなかった」とこれまでを振り返る。
高校を卒業して銀行員をしていたが転職を考えるようになり、母に相談すると母の同僚がボートレーサーの道を勧めてくれた。すぐに児島ボート場へ行きレースを見て「初めてだったけど、ひとめぼれした」そうだ。休みの日は「練習に行って、帰って疲れて寝る」ことが多いそうだが、「買い物に行ったり、映画を見たりする」ことでストレス発散もしている。
「まずは優出したい」という当面の目標に、「スタート力とエンジンを引き出すためのペラ調整を課題にしている」と日々レベルアップを図っている。(児島ボートレース担当・黒岡浩二)





