【ボート】滋賀支部の若手成長株・広瀬凜の舟券はまだまだ狙い目
「レース記者コラム 仕事・賭け事・独り言」
ボートレースの高配当の狙い方はさまざまだが、成長の著しい若手選手を軸にするのもそのひとつ。全国的に名前が売れていない間に、いち早く情報を入手しておいしい配当をゲットしたい。
131期は唯一、A1に昇級した石本裕武(大阪)がすでに有名だが、ターン力に関しては広瀬凜(22)=滋賀・131期・B1=が一番だと思っている。現級はB1だが、今期の勝率は6点超えの6・06。実際にレースを見ていてもターンスピードは20代の中でもトップクラスの印象だ。本人に話を聞くと、「師匠の沢田尚也(滋賀)さんとか、同じ支部の馬場貴也(滋賀)さんたちのレースを見まくって覚えました」とニッコリ。いわゆる、天才型のレーサーである。見て覚えて、すぐに体が動かせるのならみんな苦労はしないが、そういうことが可能な選手も中にはいる。もちろん、十分に努力もしているのは間違いない。
来年の1月からA2以上に昇級することはほぼ確定だが、今年の年末まではB1表記。残り2カ月ほどだが、ぜひとも広瀬凜を探して、狙っていただきたい。「早く馬場さんたちと同じ舞台で走りたいです」とあどけなく笑う22歳に、底知れぬ期待感を感じた。(関東ボート担当・山内翔太)





