【チャンピオンズC馬体診断】テーオーケインズ

 「チャンピオンズC・G1」(4日、中京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介(栗東)トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【テーオーケインズ A】

 4カ月ぶりのJBCクラシックで、圧巻のV。当時は少し馬体に余裕が感じられたが、それでも勝つあたりは力の証明に思えた。

 ひと叩きをされた今回は、体つきがすっきりしてきた。腹回りにも肋骨がうっすらと見えて、馬体のつくりは申し分ない。上腕の筋肉もはっきりとしており、トモも丸みを帯びて力強さが感じられる。

 前腕と下腿(かたい)には血管が浮き出ており、皮膚の薄さも問題はなさそう。毛ヅヤもピカピカに輝いていて、状態はかなり良さそうだ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉松山を背に、栗東CWで6F82秒9-38秒2-11秒6(一杯)。6Fから15秒を切るラップを刻むと、直線はもう一段ギアを上げて鋭い伸び脚を発揮した。かき込みに力強さがあり、状態は前走時よりさらに上向いた印象。

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