菅野智之 両手けいれんで降板 初登板初先発4回2失点「次につながる」
「ブルージェイズ3-1オリオールズ」(30日、トロント)
メジャー初登板初先発は思わぬ形となった。オリオールズの菅野は五回の投球練習中に異常を訴え、両手のけいれんで降板。力みがあった上に、屋内球場が想定より暖かく発汗量が多かったという。4回2失点で負け投手と悔しさの残る結果だが、修正力を示した尻上がりの投球には納得し「徐々にやりたいことはできていた。次につながる」と前向きだった。
NPB通算136勝を誇る35歳は高揚感とは異なる「今まで経験したことがないような感覚」で念願のマウンドに上がったという。その影響からか立ち上がり、本来の制球力が影を潜めた。一回の初球から5連続ボール。その後の2死二、三塁のピンチでスプリンガーに2点適時打を浴び「あんなに初回からストライクが入らなくなることは人生で一度もない」と首をかしげた。
二回以降は多彩な変化球を駆使して落ち着き、早いカウントから積極的に攻めて持ち直した。「ストライク先行ができれば、相手の良い結果にはならない。いい経験になった」と収穫を得た。
水分や食事を取り、試合後には両手も回復。ハイド監督は「症状は良くなっている。次の先発には間に合うだろう」と見通しを語った。