村上宗隆が4試合ぶり33号2ラン!岡本和真と並んで日本勢最多タイ 地区V&完全復調へ角度26度の弾丸ライナー 直前のハプニングも集中力切らさず

 「ロイヤルズ11-14ホワイトソックス」(22日、カンザスシティ)

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手が4試合ぶりとなる33号アーチを放った。ブルージェイズの岡本和真内野手と並んで今季日本勢トップタイとなり、敵地が騒然となった。試合はホワイトソックスが乱打戦を制し、逆転地区Vへ望みをつなぐ3連勝だ。

 七回の第4打席だった。無死二塁から追い込まれながらも浮いたカーブを完璧に捉えた。打球角度26度、速度約176キロの超低空で右翼フェンスを超えていった一撃。直前にはまさかのハプニングもあった。

 ドジャースにも在籍した右腕・ゴンソリンがピッチコムの異常を訴えた。ここで微妙な間があいた。打席付近で表情を変えず集中力を高めていた中、価値ある一発が飛び出した。

 第1打席で左肘に死球を受けた村上。初球のフォーシームが直撃し、思わず激痛に表情をゆがめた。グラウンドにトレーナーが飛び出してきた中、状態をチェックして一塁へ歩いた。その後、マイドロスのタイムリーで2点を先制していた。

 村上は9月に入って深刻なスランプに陥った。三振率が5割を超え、打率も低迷。ベナブル監督はスタメン落ちを決断するなど、復調へさまざまな手法を採ってきたが、なかなか状態は上向いてこなかった。それでも四球を選ぶなどし、OPSは高い位置をキープしてきた。

 ガーディアンズとは直接対決で勝ち越しているため実質0・5ゲーム差有利になっているものの、予断を許さない状況。ワイルドカード争いも熾烈となっており、10月の戦いを目指すには負けられないゲームが続く。

 打線は村上の2ラン後にベニンテンディのタイムリーなどで一挙5得点。2桁14得点の猛攻でロイヤルズを突き放した。

 最終回にカスティーヨがグランドスラムを被弾して3点差に迫られたが逃げ切り。ガーディアンズが勝ったため依然として1ゲーム差で追走する状態となったホワイトソックス。残り5試合、打線は上昇気流へ乗っている。

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