INAC神戸・DF守屋、開幕へ決意「1日1日を無駄にしない」 神戸市へ殺菌成分入り美容液を寄贈

 プレナスなでしこリーグ1部のINAC神戸は4日、神戸市交通局に殺菌成分入りの美容液1000本を贈った。神戸市交通局御崎車両基地(神戸市兵庫区)で行われた贈呈式に副主将のDF守屋都弥(みやび=23)が参加し、7月18日の開幕が決定したなでしこリーグに向けて「一日一日を無駄にせず準備していきたい」と意欲的に語った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月4日の練習を最後に活動を休止していたチームは1日に活動を再開。2日には59日ぶりに練習場で本格的な練習を開始した。守屋は「うれしい気持ちはあるけど、1人でも感染するとまた練習ができなくなるのでみんな気を付けている。そこもチームワーク」と笑みを浮かべた。

 美容液はINAC神戸のスポンサー企業でもあるクオレ株式会社(大阪府吹田市)とINAC神戸が共同企画したもので非売品。消毒液ではないが殺菌成分を含んでおり、手荒れ防止の効果もある。チームでも練習時の給水の際に手になじませて使用しており、守屋は「練習中は汗で手がベタベタするけど(美容液を)つけるとサラッとする。家でも使っている」とお気に入りの様子だった。

 3日には新設される女子プロリーグの名称が「WE(ウィー)リーグ」(21年9月開幕予定)に決まったことが発表された。守屋は「なでしこリーグが一歩進んだ感じでうれしい。男子に近付き、追い越す気持ちで頑張りたい」を抱負を語り、プロ化について「サッカーに集中できることで他のチームのレベルも上がる。INACも負けないように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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