J1再開7・4、名古屋で感染者も変更せず 定例検査は最大3680人が可能に

 Jリーグの村井満チェアマン(60)が5日、臨時理事会後のオンラインでの記者会見に出席し、新型コロナウイルス感染症でFW金崎の陽性を発表したJ1名古屋について、現在の再開日である7月4日から変更する考えはないと話した。

 名古屋は2日に金崎の感染を発表。クラブ内の濃厚接触者はPCR検査の結果、全員が陰性で5日からオンライン上での練習を再開している。練習場での全体練習は13日からとなる見通しで、再開日までの準備期間が短くなるが「再開日の変更は検討していません」と語った。

 再開に向けてリーグが進める定期的なPCR検査の概要についても、現時点での検討案を説明。定例検査では、全クラブの選手・スタッフに加え審判員などを対象に、最大3680人まで可能な検査態勢をとる。6月20、21日から2週間ごとに実施し、再開後は週末の試合前のスタジアムで実施。陰性判定が出場登録の条件となることなどが盛り込まれている。

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