神戸・イニエスタ 珍しくイライラ 途中交代ドリンク蹴り上げ、試合後SNSで謝罪
「明治安田生命J1、神戸1-0札幌」(18日、神戸ユニバー記念競技場)
神戸が苦戦しながらも3試合ぶりの勝利をつかんだ。前半22分、FW武藤のアシストからMF中坂が決めた1点を守り抜いた。
5日の広島戦で負傷したMF山口が神戸移籍後初のリーグ戦欠場。攻守の要を欠き終始劣勢だったが、無失点で耐えた。三浦監督は「クリーンシートでゲームを終えるのは成績を出す上で非常に重要」と無失点勝利を評価したが、内容に不満が残ったのも事実だ。
それを表すかのように後半25分に途中交代したMFイニエスタがベンチに向かう際に飲料ボトルを蹴り上げた。珍しくいら立ちを見せたことに試合後、自身のSNSを更新。「自分らしくない、不適切な行動を示したので、サッカーファンやサポーターの皆さんにわびます。時々フラストレーションがたまりますが、僕はそのような人ではありません。申し訳ありません」と日本語で謝罪した。
本拠地ノエスタのピッチ状態を回復させるため、会場が変更。イニエスタはユニバー記念競技場では初のプレーだった。勝利とともに課題を残した。