J1神戸・イニエスタがカナリア諸島噴火でメッセージ 共同オーナークラブの本拠地
J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が20日、大西洋のスペイン領カナリア諸島ラパルマ島で19日に発生した火山噴火の被害者へ、自身が創設した会員制オンラインクラブ「ALLSTARS CLUB(オールスターズ クラブ)」を通じて応援メッセージを送った。
イニエスタは「クンブレビエハ火山の噴火に伴う自然災害により、ラパルマ島で起きている悲劇に影響を受けたすべての人々に『ALLSTARS CLUB』のキャプテンとしてお見舞い申し上げます。日本のALLSTARSプロジェクトでは、被災地の自治体と連携して必要な支援を行い、被災者のためになることならどんな助けも惜しまない所存です。日本からアトレチコ・パソに、この難しい状況を乗り越えられるよう応援しています」とコメントした。
イニエスタが買収し、共同オーナーとして運営に携わるスペイン3部(4部相当)のアトレチコ・パソはラパルマ島を本拠地としている。現地では住民5000人以上が避難しているとされ、イニエスタは被災者を全面的に支援するため地元当局と連絡を取り合い、危機的状況を脱するため必要とされるものを提供していくとしている。
また「ALLSTARS CLUB」のサイトでは24日午後8時から、ラパルマ自治体の代表やアトレチコ・パソの関係者と中継をつなぎ、現地の状況と必要な支援について話し合う場を設ける予定という。