鹿島の大卒ルーキーDF濃野公人が3戦連発「自分1人の結果ではない」 ポポビッチ監督も評価

 後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・濃野
 後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・濃野(右)
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 「明治安田J1、G大阪1-2鹿島」(28日、パナソニックスタジアム吹田)

 鹿島は前半からMF仲間隼斗(31)が先制点を奪うなど優位に試合を進め、関学大から今季入団したルーキーのDF濃野公人(22)が1-1の後半9分に右足でゴールネットを揺らし決勝点を上げた。

 3試合連発の濃野は「自分一人の結果ではなくて、僕があれだけ上がれるということは誰かのカバーあってこそだし、チームとしてあそこまでボールを運んできてくれていることも事実」とチームメートに感謝した。

 ルーキーらしく初々しい様子で「1対1の対応とか外国人との対応とか。今まで経験したことがないようなことが、Jリーグ開幕してからある。いい経験と捉えて、成長してやろうという思いになっている。攻撃だけでなく、守備の結果も追い求めている」表情を引き締めた。

 ポポビッチ監督(56)は「あれだけ前で見せるクオリティーを消したくない。彼に求めるのは積極的に前に、自分の良さを出してと言っている」と、DFながらも強気に前へ出る姿勢を評価していた。

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