神戸 大迫、酒井が通常メニュー復帰 23日・天皇杯決勝出場へ 井手口も古巣相手に「存在感を出せれば」

 J1神戸が19日、神戸市内のクラブ施設で天皇杯決勝のG大阪戦(23日・国立競技場)に向けた公開練習を行った。ケガのため5日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)光州戦と10日のリーグ戦・東京V戦を欠場したFW大迫勇也(34)とDF酒井高徳(33)も通常メニューに復帰。吉田孝行監督(48)は「今のところ順調に回復している。いい状況になってきている」と出場にOKサインを出した。大迫も表情は明るく「お疲れさまです!頑張ります!」と状態の良さをアピールした。

 古巣との決戦となるMF井手口陽介(28)は「特別感はない。決勝といっても、いつも以上の力が出るわけではない。最初から最後までチームとしていつもやっていることを出せば、勝つ確率は上がる」と、平常心で挑む大切さを強調。

 G大阪時代の14、15年に天皇杯優勝、福岡に在籍した昨年はルヴァン杯優勝に貢献。決勝戦の緊迫感は何度も経験しており、自身の役割として「求められているのはハードワーク。チームのために走って、守備でも攻撃でも存在感を出せれば」と持ち味を発揮することを誓った。

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