神戸・酒井高徳 2度目天皇杯制覇へ「強い気持ちをもって戦いたい」 G大阪戦「最後まで気を抜けない」
J1神戸のDF酒井高徳(33)が22日、神戸市内のクラブ施設で天皇杯決勝のG大阪戦(23日・国立競技場)に向けたトレーニング後にオンライン取材に応じ「素晴らしい景色が見られるようにしたい。みんなでつないできたからこそ、出場する選手はみんなの思いをぶつけたい」と必勝を誓った。
ケガのため5日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)光州戦と10日のリーグ戦・東京V戦を欠場したが、今週は回復し、通常のチーム練習をこなした。「しっかりと治せた。その間も多くのことができてコンディションを意識したトレーニングができた」と決勝戦に向けて万全に戻せたという。
2019年度の優勝を知る一人として「4年前は気付いたら決勝に来たという感じ。今回は勝ち取れるという自信に満ちたメンバー。自負があるので、強い気持ちをもって戦いたい」と力を込めた。G大阪についても「宇佐美選手を筆頭に攻撃陣は能力ある。最近の試合も勝ち越したり同点に追い付いたりと、力強さを感じる。最後まで気を許せない」と警戒した。
吉田孝行監督(47)は「いつもと違うことをやる必要はない。やってきたことをしっかりと出して、最後は優勝で終えたい」といつもの通り平常心で挑む考えを明かした。