初主将の横浜M・ロペスがJ1通算200試合出場を飾るゴールで2年連続得点王に前進 チームも公式戦5連勝で「全てがうまくいって特別な日になった」
「明治安田J1、湘南2-3横浜M」(30日、レモンガススタジアム)
横浜Mが終了間際の逆転劇でリーグ戦3連勝。ACLEを含めた公式戦の連勝を5に伸ばした。
開始から湘南ゴールを脅かすも決定力を欠くと、逆に前半27分に湘南FW鈴木章のゴールで先制点を献上する。だが、後半8分にはFWアンデルソンロペスが、右サイドからの井上のクロスを「うまく合わせられた。得点につながって良かった」と左足のアウトで決める技ありのゴールで同点に追いついた。
ロペスはリーグ戦3試合連続ゴール、さらに公式戦5試合連続ゴールと勢いは止まらない。今季リーグ戦通算24得点となり、残り1試合で2位のレオセアラ(C大阪)を3点差と突き放し、2年連続得点王に大きく前進した。
試合は後半22分に湘南が勝ち越しも、後半43分にMF天野、さらに追加タイムの後半49分にFWヤンマテウスがゴールを奪って横浜Mが劇的な逆転勝利を飾った。
この試合でJ1通算200試合出場を達成し、「今日は通算200試合ということで敬意を表した」というハッチンソン監督からの指名で、横浜Mで初めてキャプテンマークを巻いて臨んだロペス。「監督が僕を信頼してキャプテンに選んでくれたことは本当にうれしい。伝統のあるクラブでキャプテンを任されて、正直ちょっと緊張した」と話した。
2年連続得点王には「今シーズン最初からの目標の1つ。ただ、サッカーは何が起こるか分からない」としたが、節目のに初キャプテンを務めた試合でチームも勝利し「すべてがうまくいって、本当に特別な日になった」と喜んでいた。